なつきと過ごす日々が儚げで、それでいて、今にも崩れ去ってしまうような感覚だった。 毎日、なつきと笑い、たまには喧嘩したり。 生きていることが、こんなにも素晴らしいと思えたのは、なつみと付き合って以来だった。