サァアアアアア―――
「気持ちいい風ね。」
夜風に乗ってサラサラの髪が鼻腔をくすぐる。
自分の隣に女神がいる。
圭は喜びを噛締めながら笑った。
「ねぇ美月。・・桜の神様って信じるか?」
「なぁに、それ。」
「いーや、なんでもないよ。」
圭はちらりと旧校舎を振り返った。
由宇に「桜の神」のことを吹き込んだのは自分。
”二人分の命”で美月が手に入った。
圭は夜風に乗った草の匂いを嗅いだ。
もうすぐ、桜の季節も終わる・・。
「気持ちいい風ね。」
夜風に乗ってサラサラの髪が鼻腔をくすぐる。
自分の隣に女神がいる。
圭は喜びを噛締めながら笑った。
「ねぇ美月。・・桜の神様って信じるか?」
「なぁに、それ。」
「いーや、なんでもないよ。」
圭はちらりと旧校舎を振り返った。
由宇に「桜の神」のことを吹き込んだのは自分。
”二人分の命”で美月が手に入った。
圭は夜風に乗った草の匂いを嗅いだ。
もうすぐ、桜の季節も終わる・・。


