そう促すと、眉間にシワをよせて。 ガサガサいわしながら袋の中からタッパーを取り出した。 そして、おっかな恐々蓋を開けて……。 「…………。」 「…………。」 「…………。」 「おま…何とか言えよ。 ノーリアクションかよ…」 「だ、だって!! これ、どうしたの? まさかあんたが…??」 「おー…まぁな。 つーか、これぐらい誰でもできんだろ?」 「嘘っ!?マジで!? すごい、すごいっ!」 思ってた以上の反応を見せる素直に俺は心の中でガッツポーズをした。