二人は、うつむいた。
「いやぁ、今日は、ここまで。
とにかく可愛い声を出さない事だ。
それで、誤作動は、減るはずだ。」
早坂が、言った。
加奈子は、コイツら実は、完全に把握してないんじゃないかと思った。
それに私は、女子高生で、彼氏だっているのに、可愛い声禁止とは加奈子は、正義の味方の大変さを、感じた。
今日は、疲れた。
失禁したパンティも、濡れて気持ち悪い。
加奈子は、諦め目気味に、帰る事にした。
早坂が、明日も頼んだぞっと言ってきたアルバイトだ。
加奈子は、家に帰ってベッドに、寝転がり携帯を見た。
良一から、着信が2回と、メールが一通入っていた。
『加奈子、連絡取れないけど、どうした?明日の夕方会えない?』
加奈子は、明日、アルバイトが終わってからなら会えると思った。いつか会わないと、いけないし、会いたかった。
明日7時くらいなら会える旨を、伝えるメールを、送信した。
良一からは、会う場所と、7時近くなったら連絡して欲しいとすぐに、返信が来た。


