改造人間加奈子第2話


加奈子は、少し落ち着いてもう一度可愛くパ~ンチと言いながら右拳を出した。


右腕がグ~んと伸びた。


鉄骨に、ガツーンと当たった。


加奈子は、自分の右腕が伸びたのに少し吐き気を覚えた。

鉄骨が、グラリと傾いた。


しかし、まだ鉄骨は崩れない。


加奈子は、狂ったようにパンチを連打した。



「パ~ンチパ~ンチパ~ンチパ~ンチ···」



加奈子の、可愛い声が響いた。


鉄骨は、グラグラしてとうとう倒れた。


加奈子は、鉄骨から足が外れて、そのまま尻餅をついた。

股を開いたまま、呆然とする。

紫のパンティが丸見えだった。

加奈子は、股間に湿り気を感じた。


え!ッと思ったが、どうやら失禁してしまったらしい。


足がガクガクしながらも立ち上がった。


失禁した事がばれてはまずい。


プーツから出ていたカッターは消えていた。


ブーツに裂け目が、あらかじめ付いているのに気付いた。


と言う事は、あれは私の足から、直接出てたのだ。


足からカッターが、出る女。


加奈子は、悲しくなった。