すると加奈子の、ロングブーツの脛の所からカッターのような物が出てきて、鉄骨にガキッと刺さった。
しかし、途中まで刺さり完全に、鉄骨を切れずに加奈子は、鉄骨に足を挟まれた状態になった。
挟まれて、足も思いきり上がったままだ。
加奈子は、焦った。
「加奈子ちゃん、右でパンチ、パンチ。」
高田が、焦った声を出した。
「あらま~上手くいかなったかあ。
鉄骨は、厳しかったかあ。
しかし、パンティ丸見えだなあ。今どきの女子高生は、派手なの履いてるなあふふ。」
早坂がニヤニヤしながら、パンチパーマの頭をかいた。
加奈子は、確かに、今日は、派手な紫のパンティを履いていた。
焦りと恥ずかしさから右のパンチを、出した。
空を切っただけだった。
鉄骨に、当然届かない。
「加奈子ちゃん可愛くパ~ンチだよ。」
高田が、言った。


