改造人間加奈子第2話


「あ~それはだなあ敵に捕まった時に逃げやすいようにしたんだ。


ある格闘技がやってたのと、いっしょだな。」



加奈子は、そんな物はいらないと思いながらどうしたらこの、ヌルヌルが止まるか聞いた。



「低い、怖い感じの声を、出し続けろ。

それで、止まらなくてもある一定量しかでねえよ。

じゃあな」



携帯が切れた。


低い怖い声~?


加奈子は、トイレで焦りながら、う~う~う~と言い続けた。


すると、ヌルヌルが止まってくるのが、分かった。


それでも、全身ヌルヌで濡れていた。


加奈子は、トイレの洗面所で水を出して手で身体中にかけた。


そのまま、トイレから出て、良一にトイレの洗面所が壊れてたとでも言い訳しょうと思った。


席に戻ろうとすると良一の周りに、さっきのヤンキー学校の生徒が三人いた。



何やら、大きな声で、怒鳴っていた。