改造人間加奈子第2話

次の日、又同じ工事現場で、同じ作業を繰り返した。



早坂も高田も、加奈子が終わってすぐに帰ろうとしても、また明日なとしか言わなかった。



加奈子は、着替えを、バッグに入れていたから、トイレで着替えて綺麗に手や顔を、洗ったあと、控え目にメイクして良一に携帯した。



土方駅の近くの、喫茶店でで待ち合わせした。



加奈子はジーンズのミニスカートに、Tシャツだった。


昨夜、何を着て行くか迷った。


思いきって、ミニスカートにした。

足が長くなってても知らないと、言えばいい。

胸が大きくなってる事も、知らないふりをしてやる。


それで良一が私の事を、嫌いになれば仕方ない、悲しいけれど。


良一は、先に来て、コーヒーを、飲んでいた。


うちの学校では、ベスト10には、間違いなく入るイケメンだ。


加奈子が入ってくると、嬉しそうに笑った。他のサラリーマンや、学生も加奈子を、見た。加奈子でも、知ってるヤンキー学校の、生徒達が、「マジ可愛い」と言った。



加奈子も学校では、ベスト10には、確実に、入る女の子だ。


こういう態度には、馴れている。