マイハニー

身体がぱーっと熱くなるのはお酒のせい?
それともお兄ちゃんの視線のせい?
じっと見つめられているのがわかる。
ドキドキする。
顔を覗き込んでくるお兄ちゃん。


「な、なに・・・?」

「キレイになった、な」

「・・・そ、そんなことないよ」

「口説いていい?」

「・・・な、何言ってんの・・・バカ」

「いや、まじで」


「触っていい?」と髪を撫でられ、
肩を抱き寄せられる。


「なんで、そんなこと、聞くの?」

「怖いから」

「怖い?」

「サヤに触れるのは・・・いつも怖いよ」


へんなの、と私はおどけて言って、お兄ちゃんのシリアスな顔を見た。

視線は絡み合い、見えない糸で引っ張られるように唇が重なる。