「太一君、本当にかっこいい♪」

「ありがと♪イチでいいよ♪」



俺の向には香奈の友達らしい琴音と言う女。



なかなかカワイイじゃないか♪



「じゃあアタシは拓と帰るね♪イチ、琴音はアタシの友達だからね!?」

「はいはい。わかってるよ。じゃあな♪」



香奈はそう言い残して拓と帰っていった。



『アタシの友達だからね!?』



イコール



変なことはするな。だろ!?



香奈、俺はそこまで節操のねぇ男じゃねぇぞ!?



「イチ君は好きな人いないの?」



俺の向かいの琴音が話しかける。



「いねぇよ♪琴音ちゃんは?」

「琴音でいいよ♪あたしはイチ君が気になる♪」



カワイイ顔して積極的ですね…。



「あははは☆」



取りあえずごまかす。