「中先、俺もうダメだ…」



純に振られた俺は悩みに悩んで数学教師に相談。



「ヘタレのわりには頑張ったんじゃね?」

「俺諦めらんねぇ…。」

「だったら諦めんな。彼女はお前の気持ちに気づいたんだろ?少しは市川の事意識すんじゃねぇか?」

「でも俺、どんな顔して会えばいいかわかんねぇ…」

「普通でいいと思うけど?まぁあれだよ!!最後だと思ってもがいてみろ♪」



もがく…



「よくわかんねぇケドわかった…」

「頑張れ少年!!」



俺は先生に激励されながら今日もコンビニに向かう。



避けられたりしねぇかな?



せっかく友達になったのに…。



って、純に会ったら何て言えばいい?



スゲェ緊張…



それでも俺の足は前に進む。