『半年くらい前だったかな……』
優兄は語りだした。
『俺は駿に誘われて、一人こっくりさんをやったんだ』
優兄は、辛そうな表情を浮かべた。
「一人……こっくりさん?」
『説明すると長いけど、パソコンで出来るこっくりさんかな』
「ふうん……」
イマイチよく分からない箇所もあったが、今は話の続きの方が気になったので追及しなかった。
『夜中――丑三つ時にそれをやった』
「俺が一人睨めっこをやったのと同じ時間だ」
俺は小さく呟いた。
優兄は話を続けた。
『そして俺は、こっくりさんを帰らせないまま寝てしまったんだ』
帰らせないまま?
呼びっぱなし?
それは何となくヤバイ気がする。
『俺は次の日普通に学校に行って、家に帰った』
あれ?
ヤバくも無かったのか?
そんな俺の思いは、すぐに崩れてしまった。
『俺の部屋に行くと母さんが、こっくりさんに食べられていたんだ』
優兄は語りだした。
『俺は駿に誘われて、一人こっくりさんをやったんだ』
優兄は、辛そうな表情を浮かべた。
「一人……こっくりさん?」
『説明すると長いけど、パソコンで出来るこっくりさんかな』
「ふうん……」
イマイチよく分からない箇所もあったが、今は話の続きの方が気になったので追及しなかった。
『夜中――丑三つ時にそれをやった』
「俺が一人睨めっこをやったのと同じ時間だ」
俺は小さく呟いた。
優兄は話を続けた。
『そして俺は、こっくりさんを帰らせないまま寝てしまったんだ』
帰らせないまま?
呼びっぱなし?
それは何となくヤバイ気がする。
『俺は次の日普通に学校に行って、家に帰った』
あれ?
ヤバくも無かったのか?
そんな俺の思いは、すぐに崩れてしまった。
『俺の部屋に行くと母さんが、こっくりさんに食べられていたんだ』

