『洗面器の方!!』
洗面器の方って……。
『ん? トイレか?』
何だその反応の仕方。
『便所なんかじゃないわよ、なめてんの?』
『なめてあげようか?』
『結構よ』
……何かこの2人、凄いな。
っていうか真奈美、仮にも女の子が便所って……。
『そうじゃなくて――』
『聞こえませ〜ん』
もう一人の俺がふざけた態度で言った。
『聴力大丈夫? まぁ耳無いから仕方ないか』
似た者同士……。
『あんたに真琴の代わりなんて務まる訳ないじゃない!!』
突然俺の名が出てきて、少し驚いた。
『はは、真奈美ちゃんってこいつの事好きなの?』
!?!?!?!?
「ちょ……冗談……」
『そうよ』
「え?」
『――好きだけど』
チッ チッ チッ チッ
チーン…………
『「えええええええええ!?!?」』
俺と淳は叫んだ。
洗面器の方って……。
『ん? トイレか?』
何だその反応の仕方。
『便所なんかじゃないわよ、なめてんの?』
『なめてあげようか?』
『結構よ』
……何かこの2人、凄いな。
っていうか真奈美、仮にも女の子が便所って……。
『そうじゃなくて――』
『聞こえませ〜ん』
もう一人の俺がふざけた態度で言った。
『聴力大丈夫? まぁ耳無いから仕方ないか』
似た者同士……。
『あんたに真琴の代わりなんて務まる訳ないじゃない!!』
突然俺の名が出てきて、少し驚いた。
『はは、真奈美ちゃんってこいつの事好きなの?』
!?!?!?!?
「ちょ……冗談……」
『そうよ』
「え?」
『――好きだけど』
チッ チッ チッ チッ
チーン…………
『「えええええええええ!?!?」』
俺と淳は叫んだ。

