蝶凛 ーNobady Knowsー



また、あの孤独な日を送っていた




そしたら親父が

「昔、俺がいた蝶凛に会ってみろ」




って言われた




また“族”



恐怖しかなかった



でも会ってみたら



ほんとにいい人たちだった



でもあたしの心の奥では

「信じたらダメ」


「また、裏切られる」


「“神上”しか見てない」



ずっとそう思ってた