純情100%の誘惑



「純ちゃんは俺のこと、立派な“先生”だとでも思ってた?」


「……」


「そんなの勘違いだ」





「――なにしてんの?」


美羽の声にハッとして、先生はあたしから手を放した。



「純ちゃん、泣いてるのっ? だいじょーぶ?」


足元に駆けてくる美羽。


あたしは濡れた頬をサッと拭いて、美羽に微笑んで見せた。