クールな彼氏【短編】





「……おはよ」

「…あ、真美っ。

なんか本当に大丈夫っ?」

「顔色わるいよ?」



……次の日。


教室に入った瞬間、由希と愛が心配した様にそう言う。




「…大丈夫っ」


あたしは、ニヘラと笑ってピースをつくる。




───けっきょく、あたしは昨日秋ちゃんにメールを送れなかった。



……なんか本当にダメだな、あたし。



秋ちゃんに告白したあの子の事も気になるし…っ。




ハァーとタメ息をついて、自分の席に座る。



…秋ちゃんはあたしと正反対の席。



あたしは前の窓側で、秋ちゃんは後ろの廊下側。




もし、隣だったら、
話しかけられたのになぁ…。




…ねぇ、秋ちゃん?

やっぱりあたしは、秋ちゃんが大好きだよ…。



秋ちゃんがあたしを好きじゃなくても、
前みたいにそばにいたいよ…。