車内では2人共無言のまま私の家に着いた


真くんに何も言わず
車を降りる


でも、家に入らず
私は逆の方向に歩く


どうしても家に1人で
いたくなかった私は
車に乗ってる間に
家の近くでやってる
飲み会に合流することを
決めたのだった


すると真くんが慌てて
私の元に走ってきた


「どこ行くんだよ!」


「だから言ったでしょ?
今日は家に居たくないの」

なるべく冷静に言う


「じゃあ、どこ行くの?」

「近くで友達が飲み会
やってるから顔出しに行く」


「なに言ってんだよ
こんな時間から」


「ほっといて」


「もう、知らねぇ
勝手にしろ!」


そう言って真くんは
車に乗って走り去って
しまった


でも、私もどうしても
譲れなくて無視をして
そのまま友達のところへ
行った