「鈴理さん。一つ、自信を持って良いことがあります。貴方達はとてもお似合いのカップルでした。それは私達姉妹も、あの両親でさえも覆すことのできない真実です」
真衣の言葉に鈴理が泣き笑いを零した。
「当然です」
だってあたしの選んだ男ですから、妹の強気に目尻を下げて言葉を重ねた。
「そうですね。空さまは鈴理さんの選んだ男性ですよね。彼はとてもおとなしそうでしたが、鈴理さん相手にどんな獣魂を見せていたのでしょうか。
……ああぁああ、そんな、鈴理さんをっ、キャーッ! そんな、キャーッ!」
「真衣姉さん。想像はつきますが、まず言っておきます。あたしは攻め女であり、押し倒す専門です!」
ポッポッと頬を紅潮させて妄想に浸っている真衣に、すぐさま鈴理が食い下がったのは言うまでもないだろう。



