…夜か… 「行こう…」 スッと立ち上がり歩いた …チリン… !? この音は… 「…未来…」 未来が後ろにいた… 「優奈は…何もわかってないよ…」 何も…わかってない…? 「心配してる人がたくさんいるのに…」 ッッ… 頭に血がのぼる… 「未来に…未来なんかに!私の何がわかんのよ!! ほっといて!!」 「優奈!?」 私は、走った… 涙をながしながら… 何で…何で涙が出るの? 「ッッ…」