「いらっしゃいませ」 駿は王子様のように一礼した。 ……さ、寒気が……。 駿は人を避けて俺たちの方にやってきた。 そして俺の腕を引っ掴み、グイッと引き寄せイライラとした声でボソリ。 「てめぇ……真桜に何かしてたら、ぶっ殺すからな」 「……!」 ちょっと待て。 駿って、もしかして……シスコンか!? その考えにたどり着いた俺は、あんぐりと口を開けた。 と、駿に溺愛されているらしい真桜が俺たちの方に歩いて来た。