「え…………はぁ?」 私がお辞儀するのを見た成本君が、あんぐりと口を開く。 間抜けな顔…… そう思ってから成本君のお父さんの方を見たけど… 成本君のお父さん部屋に居ないし……。 今2人きりにされてもなぁ 「…………水城?」 ……ほら、きた。 呼ばれた私は、成本君の方を見る。 相変わらず間抜けな顔。 と思ったけど、それは口に出さないで営業モードで答える。