毒舌メイド 【完】





えーーーーっ?




「・・・真桜、まさか・・・。」




「・・・・・・・・・。」




「わん。ほら、わんころ。真桜の所に行「き、嫌いッ!」




仕返しだよ。




さっき、面白がった罰。




「・・・ネズミの方が好き。ちゅーちゅー。」




そう言って、ネズミを触ってる真桜。




俺は、そんな真桜を見て口端を上げる。




「真桜にはさ。」




「ん?」




「そっちのネズミより、こっちのネズミが好きじゃねえの?」




「は? ネズミにあっちも、こっちも無いで――・・・」




―― チュッ




真桜が、固まった。




「ちゅーちゅー。なーんてな。」




俺はそう言って、ニッと笑う。




真桜は、頬に手をあてて、わなわなと口を動かす。




「い、今・・・頬に・・・ッ」




真桜はそう言ってから、顔を赤く染めた。




「っば、バカ悠馬ーーーーーーッッ!!!!」







~~end~~