ふと、廊下の途中で足を止める。
・・・この部屋、悠馬の部屋だよね。
入ってみよう。
―――― コンコン。
一応、ノックしたからね。出てこなかったら、勝手に日記とか見る。
・・・って、高校生の男子が日記って・・・ちょっと、変だけど。
―――― ガチャ・・・
「誰? って、舞人? どした?」
チッ、居るのか。
「話しに来た。ヒマ。一発芸して。」
「っえ? ちょ、イキナリだろ! と、とにかく、入れば?」
「・・・そうする。」
私は、部屋の中に―――・・・
「っちょ、や、やっぱ待って!! 部屋、片づける!!」
「いいよ、別に。僕は、気にしない。」


