俺は、少し冷めた目で古森を見る。 「・・・クリスマスイブ。空けとけ。昼の12時、駅の前。」 「・・・え?」 「勘違いすんな。俺とお前が、デートとかじゃねーから。」 「も、勿論、決まってるじゃない!!」 けど、古森の頭の上には、疑問符が浮かんでいる。 「・・・ま、当日のお楽しみ。っつーわけで。」 俺はそう言ってドアを閉めた。 ドアの向こうで、古森が何か言っている。 ・・・ほっとこ。 カギを一応、かけておく。