あなたが教えてくれたこと




『夏希!!ずっと連絡もしないでお前は…』



そう言って怒りながらお父さんもやっぱり少しだけ涙目で



私もちゃんと家族だったんだって初めて思えた



こんな風に心配して怒られた事なんて今までなくて



私の事なんてどうでもいいんだってずっと思ってたのに



お父さんもお母さんも私の事をこんなに心配してくれてた



『…ごめんなさい』



『しかもその男は誰だ!』



その言葉に哲也がまた挨拶したら



「うちの大事な娘に」ってぶつぶつ文句を言いながら



「2人とも早く中に入りなさい!」って言ってくれた