それを思い出してしまう僕は、まだ少女を探しているのかもしれない。 “そういうもの”は信じないと決めているのに。 「………………ネズミであってくれよー」 そんな、決意が中途半端な僕は今。 昔、少女がいた部屋の前にいる。 部屋の中からは、物音が聞こえていた。