「痛ってぇー!!」 って。その声と衝撃で ようやく 人とぶつかった事に気が付いたあたし…は ハッ!として、前を向いた。 その、あたしの目に飛び込んで来たのは、 膝を抑えてる男の人の姿。 (ヤッバイ!!やっちゃった―…) 六本木で人と ぶつかるなんて… 危ない人だったら間違いなく、東京湾に沈められちゃう!! 「ご、ご、ご、ご、ごめんなさい!!」 急いで、 しかも焦って大声で頭を下げるあたし。 だけど、そんな、あたしに返ってきたのは とっても意外な返答だったんだ―…。 *