美月は神威の顔を覗くと、目は泳ぎ、顔には汗が流れていた まったく。困ったお方です 「神威様。そのままでかまいませんので、お聞きくださいまし」 覗くのを止め、正しく座り直す 一呼吸してから、吐息とともに一言神威に告げた 「……好きです」