鬼に愛された女



「美月の従兄。お前に頼みたいことがある」


「……なんだ?」


「琥珀の呪いを俺に移せ」


「正気か?お前が呪いを受ければ半年で死ぬぞ?」


「わかっている。けど、父親として、俺も琥珀を守りたいんだ。そして何より、惚れた女には、俺より長く生きていてほしいものだ」


ニヤリと笑うと、神威は挑むような目つきで京助を見た


「……参ったな。これじゃ、お前には適いそうにはないな」


京助がため息をこぼす