「ふふっ。俺は絶対お前に幸せにさせない。ま、安心しろ。せっかく生まれてきた命なんだ。死ぬのは半年後にしておいた」


「半年後?呪いを解く方法はないのか!?」


「残念。ないよ」


くくっと、笑って周りを見渡す


「お前たちに幸せはこない。一生な」


「……連れていけ」


力なく鋼に言うと、鋼は引きずるように白雲を連れて行った


「神威様……。琥珀は、琥珀は……!」


「落ち着け美月。きっと呪いを解く方法はあるはずた」