鬼に愛された女



「神威様?」


「ん?いや、何でもないんだ」


あとで白雲に話してみるか


ま、聞き入れてくれないだろうけど


「それより、眠たくないか?昨日寝てないしな」

「そうですね。ならわたくしは少し休みます」


「俺も寝ようかな〜」


ニヤリと笑う神威を見た美月は、後ずさって距離をおくが、神威に引き寄せられて、寝所へと連れて行かれた




しばらくは屋敷内は静まり返って、女房達の声すら聞こえなかった