+--+--+--+--+--+--+--+ 「ふっ、ひっく。……うぅ」 誰もいない高欄で、美月は一人泣いていた わたくしはこれからどうすればいいの? 「神威様……」 名を口にすると、涙が溢れ出る わたくしは、神威様のことをこんなに好きなのに…… 「お前、泣いているのか?」 「へ?」 振り向くと、白雲が立っていた 手には色々な書物を持ち、相変わらず不機嫌な顔 「……白。あっ、違うの!泣いてないわ。じゃ、わたくしは行きますね」 去ろうとする美月の腕を白雲がとらえる