感想ノート
そんなに大げさなものじゃなくて良いです。
曖昧な言葉でも支離滅裂でも。ただ、思ったままのことを書いてくださればうれしいです。
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ぐろ 2009/02/26 01:50
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父が食道癌で亡くなった経緯。
恋人だと言って貰えなかった時の理子さんの気持ち…手にとるように分かりました。
我儘言いたくても、喧嘩をしたくても、負い目があればできないし、涙すら流せない体になってしまいます。
死の淵から何度も還ってくる度に、この体は弱くなるだけで、負い目故に死にたいと願う事も度々です。
微笑みの裏の哀しみは、誰にも見抜けない位に、自分でも感情が出せなくなるんです。
何度も周りも覚悟してます。
私自身、最近まで望みを捨てていました。
このサイトに書いた理由は、ただ一人の人に伝わる事を願ってでしたが、書いて皆に読んで貰えただけでかなり楽になりました。
そしたら、僅かにその先の光が見えて来ました。
母親でもある私は、理子さん親子のように家族親族付き合いはないので、子供を遺して逝く事が何より気がかりで、その為にだけ命を繋いで生きてきました。
それだけに、事故や病気で我が子が死んだり辛い思いをする事は耐えがたい事です。
何もかもが自分と重なり、何度か涙がにじみました。
いつか私は子供を置いてこうして先に死ぬ日が来るかも知れないとか、最期まで傍にいるからと言ってくれる人もこんなに苦悩しているのかと胸が痛みました。
ただ、それでも忘れずにはいてくれるんだなと思います。
私にも忘れられない人がいるように。木の葉坂まひる 2008/03/06 10:16
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やっと読み終える事ができました。
最初、プロローグの文を勝手に『ノンフィクションを綴るフィクション』だと思ってしまっていて、あとがきにビックリしました。
私には子供がいます。今は無事に誕生日を迎えましたが、産まれてすぐに検査でひっかかり保育器の中に入りました。
私のお腹から出てきた小さな命に無数のチューブが繋がれているのを見た時、胸をかきむしりたい衝動にかられ、健康に産めなかった自分を責めました。自分の身体にあるものでこの子が助かるのなら何を取ってくれても構わない。そう思いひたすら退院する日まで母乳を絞り、届けに行きました。
誕生の喜びと我が子を喪う恐怖を知った私ですが、やはり人間は当たり前の幸せに麻痺してしまうものです。あんなに自分の命をかけても救いたいと思った子供が可愛く思えない日もあります。
今日作品を読み終えて、改めて生きているというありがたさが身に染みました。有り難う御座いました。
長文、支離滅裂ですみません。貴美子 2008/02/05 02:03
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貞次さんのこの作品を読んで、携帯小説にチャレンジすることに決めました。
貞次さんの作品は言葉が本当にストレートに伝わって、一気に引き込まれました。
これまで遊び程度にしか作品を書いていなかった私に、すごく勇気というか、書きたいと思う力をもらえた気がします。
感想レビューが個人的お礼になってしまいましたが(苦笑)
これからも頑張って下さいね。
応援してます♪nil 2008/01/15 22:43
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沢山泣かされました!
本当に短い生涯だったけれど……理子さんは脩さんに出会えた事によって、少しの間でも眩しく光輝く時間を持つ事が出来たのじゃないでしょうか!
幸せな瞬間は確かに存在した。
価値のある一生だったと思います。
愛する事の尊さを痛感させられる小説でした。シチロー 2008/01/12 01:26
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はじめまして、読ませていただきました。
あたしもいまある幸せを大事にしようと改めて思える作品でした。愛優果 2007/12/16 23:52
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すごく、すばらしい作品でした。
いろんなものが伝わってきました。
まだ未完成ですが、私の作品もみてください。
へたですが………
一応、ノンフィクションです。妃穂 2007/11/19 22:26
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すごくおもしろかったです。
これからも頑張ってください。
『カワカミ』って作者名で調べて見てくださいカワカミ 2007/11/03 21:20
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はじめましてm(__)m
私にとって、一字一句をこんなに丁寧に拝読させていただいた携帯小説の作品に出会えたのは、はじめてでした。
このお話を読み始めて最後のあとがきを読み終えるまで、このお話が実話である事は認知していませんでした。
あとがきにあった脩さんの、“不幸自慢をするようで…”との言葉、私には脩さんと同じ痛みはわかりたくとも決してわかる事は出来ませんが、私にもその心情には同感するものがありました。
私も、自分の過去をあまり語らず、自分の苦労話や辛かった経験を口にする事に対して、その体験が自分にとって重ければ重いものであるほど、やはり“不幸自慢のようで…”と思っていた時期があったからです。
言葉の如く一生懸命、自分の命を咲かせて生きた彼女と、苦悩しながらもその彼女と共に生きようと闘った少年の生きた記憶は、脩さんがひとつの作品として世に贈り出して下さった事によって、少なくとも私には“生きる”という本当の意味での信念を教えてくれた気がします。
有難うございました。響 蓉奈 2007/10/23 11:05
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自分は不幸な人間だとどこかで思って生きてきました。
ですが、自分が当たり前にできていることが
いえ、毎日こうして息をしていられることが
とても幸せなことなのだと気づかされました。
幸せの中にいると幸せに気づかなくなる…まさにこの事なのでしょうね。
毎日毎日を一生懸命に、その瞬間を大切に生きていかなければならないのだと…。
有難うございました。rui... 2007/09/04 03:50
感想を言いたくて登録した変な奴です。
「地球最後の24時間」を読み、憧れに近いものもありますが、直ぐにファンになってしまいました。←
私は大事な人間を亡くしたり と、その様な経験はありません。
ですが、生きる糧となってくれた大事な人間が変わってしまった事があります。
その程度で精神病を患い、周りの人間を拒み、高校を中退。
16で喜怒哀楽が無くなり、仕事で上司に愛想笑いの日々。
そんな些細な事を嘆く自分。
今はただのダメ人間に陥りましたね。
けど貞次シュウさんは凄いです。
生き様と言うのでしょうか?
それを考えると自分が恥ずかしくて仕方なくなります。
それと同時に貞次シュウさんの作品を読むと、感情が戻るような感覚がします。
自分に似てたりする箇所は全く無いのに、
なぜか話に夢中になってしまいますしね。
なんか言いたい事纏まりませんが、最初に読んだのが1年前ですので…
記憶が曖昧で。←
そこは御愛嬌としてお願いします。
変かも知れませんが、
本当にありがとうございました。