「いらっしゃ、って大和か。花ちゃん来てるぞ。」

「今何時だとおもってるんだ!!春輝、俺ビールね♪」



かっこいい。



マスターはその人を大和と呼び、さっきの女の子を花ちゃんと呼んだ。



大和と呼ばれた人はマスターを春輝と呼んだ。



マスターの名前は春輝…。



「ねぇ、春輝って言うの?」

「そうだよ。よろしくね。サキちゃん♪」

「サキでいいよ。あたしも春輝って呼ぶから。」

「じゃあよろしくサキ。」



マスター、春輝がアタシの名前を呼んだ時、



ギュウ



また心臓が苦しくなった。



さっき入ってきたかっこいい男は花と呼ばれる子はいい感じだ。



「春輝、友達と話さなくていいの?」

「ん?いいの。あいつら二人で会うの久しぶりだろうから。話させてやらなきゃな。」

「あの2人お似合いだね…」

「そうだな♪」