「あのさ…、ここに住めって……、誰かここに住んでんの?」
「あ?俺も住んでるし、こん中だったら、隼以外全員住んでる」
…マジですかい?
いや、隼はさっき親父と住んでるって言ってたからそうなんだろうけど…
何コレ、あたしが相手は不良だってことを我慢すれば、ヤり放題ってこと?
いやいや、でも不良じゃん、相手。
いやいやいや、相手いるだけマシでしょ?
いやいやいやいや、何かこんなことばっか考えて、欲求不満みたいじゃん。
あたしが遊ぶのには、理由があったはずじゃん。
…そう、そうだよ。
あたしが遊ぶのには、理由がある。
でも…でもね、ここに住むの……条件が良いんだよ!
あー…
金が絡んでしまえば、あたしはどうにもできなくなってしまう。
「ま、拒否権はねぇしな。今住んでる家、引き払ってこい。服とかは買い揃えてやる」
“買い揃える”
マジで?!
あたし、ろくな服持ってなかったんだよね。
下着だけは綺麗なもの使ってたけど、遊ぶ時は、いっつも制服だったからね。


