愛して。【完】






「いいから住め」




そう言い切る蓮に、あたしは溜息を吐いて言う。




「ここに住んだら、男と遊ぶ時間経るじゃん。言っとくけど、あたし帰るのはいつも遅いし」


「姫のお前に、一人で出歩かせるわけねぇだろ」


「…姫になんてならないって」


「あ?」


「…何でもない」




っ――!!


蓮の奴、今までと比べ物にならない目付きで睨んできやがった…


あたしは一応、一般ピーポーなの!


暴走族の総長様の睨みになんて勝てるわけないでしょ!!




「じゃ、決まりな。ここに住め」


「…ヤダ」




それでもそう言うあたしに、蓮はニヤリと笑って言う。