愛して。【完】






「姫っつーのは、総長の次に発言権を持つ者。そして、俺等獅龍の護る者だ」


「…は?何それ。つか、あたし護ってもらう必要ないし。姫になってもどうもならないじゃん」


「いいから、お前はもう姫なんだよ」


「意味わかんないよ。それじゃあ、男とできないじゃん」


「ヤりたいならなら俺が相手してやる」


「遠まわしにやっぱりヤりたいだけじゃないの?」


「ちげぇ」


「何が違うの。あたしには不良とする趣味ないって言ってんでしょ」




あたしと蓮の言い合いを聞いて、隼の抱き着いている腕が、締め付けを強くする。




「真梨…」


「何、隼」


「変なこと言っちゃ、ダメ」


「そう言いながら、あんたの腕胸に当たってるけど?」




あたしがそう言うと、ばれてた?と舌を出す隼。


あんた、女嫌いじゃなかったのかよ。