愛して。【完】






「ここにいるみんなが、隼のこと支えてくれてるんでしょ?だったら、もっと甘えてあげれば?


みんな、悲しそうな顔してるよ?」




そう言ったあたしの言葉に隼は周りにいるみんなに顔を向ける。




「蓮…颯…大河…タカ……」


「お前、何初対面の真梨に話してんだよッ!」




大河がそう言って、笑ってる。


他のみんなも、笑ってた。


きっと、嬉しいんだと思う。


弟みたいに可愛い隼が、女に気を許せたことが。


…でもね、隼?


あたしは、隼の嫌いな部類の女なんだ。




「隼、そろそろ離して。あたし、行くから」


「ヤダっ!真梨、倉庫来てよ!」




あんた……さっきまでくんなって行ってたよねぇ?


何意見変えてんの…