愛して。【完】






「…蓮斗…さんに関係ないでしょ」


「蓮でいい。おい、お前等。倉庫行くぞ」




て言うか、今思ったんだけど…




「倉庫って何」




あたしがそう言った瞬間、大河が目を見開く。




「お前、倉庫もわからずに聞いてたのかよ?」


「…あたし、暴走族詳しくないし」


「倉庫っつーのは、俺等の溜まり場。まぁ、俺等がいつもいる本拠地だ」


「ふぅん。で、何であたしがそこに行くことになるの」


「んなの蓮に聞けよ」




そう言って、大河は立ち上がるとあたしの掴まれてない方の腕を掴む。




「…ちょっと、大河も……蓮…も、離してよ。あたし、倉庫なんていかないし」


「拒否権はねぇ」




そう言う蓮に、眉間に皺を寄せる。