愛して。【完】




保健室に着くと、扉に鍵をかけて一番奥のベッドに連れられる。


ありがたくも中には誰もいない。


保険医は施錠もせずにどこへ行ったわけ?


はぁ、と溜息を吐く暇も与えられず、ベッドへと体を投げられた。


ボフッという音と共に、ベッドがあたしを受け止める。


でも、保健室のベッドってやっぱり寝心地が悪い。


ついでに言うと、狭い。


だからこういう所でするの嫌なんだよなぁ~。


なんて思っていると、いつの間にか大河があたしに跨っている。


面倒臭いなぁ…


もうノリに任せよっかなぁ…


でもなぁ…あたしのちっぽけなプライドまで傷付けられたくないなぁ…


だって、決めてるし。




学校はダメ。


必ずホテル街のホテルですること。


そして、不良は相手にしないこと。




これは、鉄則。


これを破ったことは、無い。