愛して。【完】




「あー、アイツは1年だからさぁ~」




…やっぱり。


あれで3年とか言ったらぶっ倒れるよ?




「…てか、そんなことよりさぁ、いつ暇?俺の相手してよ」




折角話題逸れてたのに…何で戻しちゃうかなぁ……


つーか、大河自己紹介の時に予約制だって言ってたじゃん。


別に相手してほしいだけなら他の子にしてもらえばいいじゃんね?


こういうタイプって、面倒臭い。




「んー、しばらく空いてないかなぁ…ごめんねぇ?」




あたしがそう言った瞬間、大河は目を丸くする。


まさか断られるとは思ってなかったんだろう。


そりゃ、こんなイケメン君に誘われて、乗らない女なんていないだろうからね。


…でもさぁ、別にあたし、あんたの顔好みじゃないし。


イケメンだって、見慣れてんのよ。


だいたい、あたしに話し掛けて来る男は自分に自信持ってる奴しかいないし。


…不良は関係なしに話し掛けて来るけど。


そう言う所が、あたしの不良とはしない所の一つだったりもする。


まぁ、この学校に行くって決めた時から不良は相手にしないって決めてたけどね。