愛して。【完】






「…コレ何?」




倉庫の幹部室。


ソファーに囲まれたテーブルには、沢山の料理。


見てるだけでお腹がいっぱいになりそうなほどの量だ。




ちなみに病院では全治1、2週間の捻挫だと言われ、しばらくは運動を控えるように、とのこと。


その後倉庫に戻り、シャワーやらなんやらで時間を潰して午後6時――只今の時刻だ。




「何って、夕飯だけど」




へぇ、とタカの言葉に声を漏らす。


夕飯…にしては量が多い気がするけど、きっとコイツ等で食べきってしまうのだろう。




「今から食べるの?」


「あぁ」




蓮の返事に料理へと視線を巡らす。


多すぎる量に、自然と眉間に皺が寄る。




「真梨?」




早く座れよ、と言う様にあたしの名を発する大河。


床に座っている隼は待ちきれないようで、早々と箸を手に持ってスタンバイしている。


と言うか、あたしも食べるのか。


でも…




「ごめん、あんまり食欲ないしいらない」




食べる気分じゃ、ない。