愛して。【完】




ん?


でも、ここにいるのは4人。


あたしが見たのは確か…5人だった。


あ、あの女顔のチビモヒカンがいない。


彼は違う学年なのかな?


…顔からして1年か、下手すると中学生にも見えるしね…


確かに2年なわけないか…


そんなことを思いながらふと顔をあげると、オレンジ赤メッシュのパーマ……ピアスを沢山つけてる、オシャレさんと目が合った。


するとオシャレさんは少し目を見開いて、口を開く。




「おっ、朝の水川真梨いるじゃん」




……朝のって、名前も顔も一致されてるし。


ていうか、こんな所で言わないでよね。


超不愉快。


だって、ほら。




「はぁ?水川真梨、大河さん達にまで手ぇ出してんの?」




ウザいケバ女どもが、煩くなってきた。


てか、手ぇ出すどころか…コイツ等の誰か…いや、多分オシャレさんのことだと思うけど……大河って名前すら、今知ったんだけど。


はぁ、と溜息を零すと同時に、チッと舌打ちをかました。