――ガラッ そんな音と共に教室の中に足を踏み入れる。 それと同時に突き刺さる、視線。 何でザワザワ煩い筈なのに、あたしが入るとこんなに静かになるんだろうね? 「うわぁ、きやがった」 「どうせ昨日も男と寝たんでしょ、この淫乱女!」 って言う女子からの嫉妬と憎悪の含んだ視線と、 「水川真梨だ…」 「アイツ、体売って金稼いでんだろ?」 って言う獅龍からの軽蔑の視線と、 「俺も相手してくんねぇかなぁ~」 「普通に声掛けたらヤらせてくれるだろ~」 って言う他の男子からの好奇の視線。