「“その女”が言ったんだぜ?あんたを好きにしていいって」 「なぁ―――っ!!」 少女は、吃驚して声を張り上げる。 女はいつだって、少女を目的に男が来るために少女を嫌い、そんな女を少女も母親だとは思わなくなっていた。 「はやくヤっちゃってよ。あたし、そいつのこと嫌いなのよね」 そう女はフフッと笑うと、アパートから出て行く。 少女はただ、震えながら叫ぶことしか出来なかった。