「「あ...。」」 中にいた人は紛れもなく大地君だった。 椿も一緒に連れてこればよかったなとか思っちゃう。 大智君はふわっとしたミルクティ色の髪を揺らしてにこっと笑った。 思わずドキッとするほどかわいい。 「文月さんも直のお見舞いにきたんだね?...よかった。」 「よかった...?」 実は大智君と話すのは初めてなんですよ。 よかったってどういうこと? 「なんでもない。じゃあ、また明日学校でね。」 「う、うん。」 ひらっと手を振ると帰ってしまった。