そうしてその日は、風船はまた流して、 家に帰った。 家に着く頃には皆もう忘れていただろう。 「今日は楽しかった。また行こーな!」 「うん!送ってくれてありがとう。じゃ、バイバイ。」 「じゃーな、おやすみ」 そういってその日は悠と別れた。