トキヤはすぐにリビングまで来た。

みゆくんが酔ってるのは
わかってるから
わたしからみゆくんを引き離して…

みゆくんはわたしの上で
寝ていたから…

みゆくんを部屋まで運んで…

そのあと、わたしはトキヤの部屋に行った。

『怖かった?』

『大丈夫』

『なんもされてないよな』

『キスされた』

トキヤが強い力で
わたしを押し倒す。

『……やるぞ?』

『いいよ』

嫉妬に狂ったトキヤは
わたしを激しく抱いた。


わたしは抱かれながら
ボーッとほかのことを考えていた。

『俺だけ、
見てろよ』