警官がいないことを確認した俺は、廊下を駆け抜けた 「……あぁ、そうだ。」 ん? 少しあいたドアからもれる声が俺の耳に届いた 「この間頼んだ絵は無事に届いた……あぁ。 それにしても見事だ まさか―――……」 へぇ、いいこと聞いちゃった♪ ニヤリと笑った俺は手の中に隠していた小さなスイッチを押した こりゃ、佐原警部に初のお土産ができそー♪