「だが、1つ頼みがある」
「はい、何でございましょう?」
突然腕を上げた藤丸
そしてその指先は玲哉に向けられていた
「坂上玲哉を私たちの手伝いとして欲しい。」
「え……?」
「えぇっ!?」
最初に声をあげたのは玲哉だった
そして次の馬鹿でかい声をだしたのは俺
だって、玲哉が味方にくるなんて、ねぇ……
「それはどういうわけでしょう?
確かに私の孫は能力に関しては先祖をしのぎますが、実践経験も浅く、まだ修行の段階です
何よりも藤丸殿に無礼な態度をかけます。」
「態度など気にすることはない
今、我々は玲哉たちと同じ学校に通っている身。
クラスメイトに敬語など必要ない
実践経験に関してはこれから何とかしていけるだろう
それに、私にはわかる
玲哉は今まで私が出会った中でも素晴らしい陰陽師になるだろう。
世話は私が責任を持ってする。
頼めないだろうか」


